雨水貯留浸透システム「USTシステム(ハイドロ型)」

USTシステム(ハイドロ型)の特徴

  • USTシステム(ハイドロ型)は、駐車場の下に設置可能ですか?

    可能です。

    USTシステムは、T-8荷重までは土被り30cm、T-25荷重※までは土被り50cmで対応可能。駐車場の下に設置できます。
    ただし、車道下部は、プラスチック製雨水地下貯留浸透施設技術マニュアルの適用範囲外となっております。

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    ※『 道路橋示方書・同解説(I共通編)』 日本道路協会、1978年 - 2002年の中で、T荷重は、車両総重量25t(250kN)の大型トラックにおける後輪荷重をモデル化したものであり、前後輪の荷重比率を1:4とし、後輪は軸重で200kN、輪荷重で100kNと規定しています。

  • USTシステム(ハイドロ型)は、地震に強いですか?

    強いです。

    USTシステムはユニットを千鳥配置で嵌合させるため、優れたせん断特性による高い耐震性を有しています。その結果、交番載荷試験ならびにレベル2地震動を想定した動的解析により、業界トップクラスの許容貯留槽幅が得られており、大型貯留槽を形成する事が可能となります。

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  • USTシステム(ハイドロ型)を構成するユニットとユニットは、どのように接続するのですか?

    千鳥配置接続です。

    USTシステムの組立には継手などの接続部材を使用しません。千鳥状に配置することでユニット同士を連結し組み立てます。
    このため、施工性やせん断特性に優れ、構造的に安定した貯留槽となります。

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  • USTシステム(ハイドロ型)の維持管理は、どのようにして行うのですか?

    槽内への砂拡散、堆積を抑制する堆砂抑制システム(オプション)があります。

    堆砂抑制システムは、点検孔から堆積した砂を清掃することが可能なため、貯留槽の維持管理が容易で、長期にわたり貯留可能量を維持することができます。また、作業員が点検孔から貯留槽内部に入ることができ、内部の目視確認ができます。

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  • USTシステム(ハイドロ型)の側面の構造は、どうなっているのですか?

    USTシステムは、側面に壁材を使用します。

    壁材により、側面シートを側方土圧による変形や伸びから守ることができます。さらに、貯留槽側面が凹凸になってしまうのを防ぎます。貯留槽側面が凹凸だと、空隙率が減少し、貯留量が少なくなってしまう可能性があります。

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