オーニングはヨーロッパでは、住宅や商業建築などに日よけとして使われてきました。
キャンバスを巻き取りパイプに取りつけ、日差しに応じて出し入れをすることで、日差しを自由に調整することができます。窓辺やベランダに設置するオーニングは、帽子のひさしや日傘のように、景観をさまたげずに太陽光線の室内への侵入を防ぎます。
赤外線や紫外線、可視光線による室温の上昇、家具の退色、まぶしさなどを防ぐ効果があります。
オーニングは住宅に新しい空間を創り出すことができます。
オーニングは直射日光を室内に入れないので、夏のクーラーの利用度を少なくでき、エネルギーを効率的に活用できます。また、夏風邪や冷房病が心配な夏でも、健康管理に役立ちます。
直射日光を遮る率を「日射遮へい係数」といいます。 厚さ3mmのガラスのある窓面から入る日差しを1.0とし、まったく日差しのない状態を0として計測すると、カーテンやブラインドは約0.5〜0.8だったのに対し、テンパルのオーニングはなんと0.06。極めて高い日よけ性能があることが実証されました。
オーニングを設置した部屋の1日当たりのエアコン使用度を比較すると、次のようになります。窓面積10m2で、エアコンの稼働率はなんと約1/3になります。